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パピートラックのある会社で良かった!パパが働きやすい職場の条件

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父親の育児参加がどんどん増えている今

「パピートラックのある会社」で働けるか否か?

それがどんどん重要になってきているなと感じています。

パパとして育児と仕事の両立ができるか否か?

それは個人の能力の高低ではなく、所属している会社がパピートラックを用意しているか・いないか、の差だと確信しました。

以前の私と同じ様に、育児と仕事の両立で心が挫けてしまっているパパさんも多いことでしょう。

でも、大丈夫!パピートラックに乗る以外で育児と仕事を両立できる人なんて、実はいないのです。

今日はパピートラックにのれたラッキーな立場から、育児パパさんへ転職や社内異動でパピートラックへのるメリットをまとめようと思います。

目次

パピートラックとは?

下記マミートラックのパパ版ですね。

マミートラックとは、育児をしながら働く女性従業員が、自分の意思とは関係なく出世コースから外れてしまう状態を指します。表面的には仕事と育児の両立ができるものの、昇進や昇格からは縁遠いキャリアコースに乗り、男性と比べて不利な状況に陥ってしまうというのがおもなパターン。

↑この様にネガティブな意味で使われる言葉ですが、育児を優先したいパパさん・ママさんにとっては寧ろ好都合な働き方でしょう。「マミートラックに乗りたい」というママさんも実はかなり多いのです。

そして今後はますます「パピートラックに乗りたいけどどうすれば良いの?」というパパさんも増えるはず。

「育児を優先したい」パパはどうするべき?出世を諦めるべき?

育児と仕事を両立したい場合、まずは自分に合ったパピートラックへ乗る方法を探しましょう。

そして「出世」については一旦諦めましょう!

ファストトラック(出世志望組コース)のパパさんと育児をしながら競うのは無理ゲーです。

そもそも「どうしても出世をしたい!」というタイプのパパさんであれば、子育てを主に担ってくれる女性と結婚していて、子供が産まれてからも以前とほぼ変わらぬスタイルで仕事をすることを選ぶはず。

現状の日本では「夫がバリバリ働き、妻が主に家事育児を担当する」という昭和の価値観が根強いので、出世したいバリキャリパパさんにとっては働きやすい環境が整っていると思います。

環境が整っている+やる気がある(労働時間を無尽蔵に投入できる)=まともに相手をしたら怪我する強敵

なので、戦わずに逃げた方が無難です。

一方、私たち「育児を優先したいパパ」は現状非常に難しい局面に立たされています。

家庭ではママから「もっと育児&家事をして!」と言われ、会社では「しっかり成果を上げよう!」とプレッシャーをかけられ、八方塞がり状態。

上手に手を抜いてストレス発散することも大切ですよね。特に高負荷な業務に従事しているパパさんは、パピートラックへの異動を戦略的に考える必要があるでしょう。

大企業であればパピートラックが整備されている?

私も去年父親になり、働き方について悩みに悩み抜きました。一時は悩み過ぎて不眠症になったくらいです。

その時に転職活動しながら色々調べたり、社内の異動制度を利用する為に他部署を観察したりしていて気づきました。

サポート業務やアシスタント業務、管理的な仕事、もしくは先行研究を主とした部署に赤ちゃんのいるパパさん・ママさんが非常に多いのです。

コレがいわゆる「マミートラックか!?」と気づくと同時に「あっ、割とパパさんもいるのね?」「そして数年後に元いた部署に戻っている人も多くない?その後、出世している人もいるじゃんね」という大発見!

社員が1000人以上の規模の大きい会社であれば、割とパピートラック(マミートラック)が整備されていそうです。

コレを利用しない手はないでしょう。

もし、あなたが今働いている会社でパピートラック部署が見当たらない様でしたら転職を考えた方が良いかもしれませんね。育児は少なくとも10年間は大変な時期が続くので、父親として良い感じに働く為には環境を選ぶ必要があります。

他社への転職で考えるべきこと

上記自社内にパピートラック部署が見つからない場合の転職についても気づいたことがあります。

それは「同業他社」へ「今と同じ職業」で転職したとしても、育児と仕事の両立は無理だということ。

労働時間は「業種」と「職種」でほぼ決まってしまっているのだと転職活動をすればするほど痛感させられました。(ちなみに私は機械系エンジニア職)

唯一の突破口があるとしたら、大企業(しかも業界TOPの会社)への転職を目指す一択です。

理由は前述の通り、大きい会社ほどパピートラックが整備されているから。それ以外に転職する意味はほぼ無いなと感じたのが正直なところです。

ワークライフバランスを重視したいというパパさんは、現在成果主義のフロントオフィスや総合職・専門職でバリバリ長時間働いている方が殆どだと思います。

それ故に今の職種にプライドを持っている方も多いでしょう。

ですがパパとしては職種を変え、バックオフィスやサポート業務をする仕事へのジョブチェンジする事をお薦めします。

若干のキャリアダウンを受け入れつつ職種を変更するのはやはり勇気が必要だと思いますが、家族との時間を得たいのであれば、今の職業を一旦手放すことを真剣に考えてみませんか?

私も実際にアラフォーパパとして人生初めてのジョブチェンジをしましたが、それはそれで新しい発見があり充実しています。なにより毎晩、家族と一緒に晩ご飯を食べられる時間に帰宅できることが最高です!

ライフステージに合わせて働き方を選べる会社で、ちゃんと自分の働き方をコントロールできる様になろう!

↑育児パパに必須の考え方だと思います。

20代の頃はバリバリ働いて、30代で子供が産まれたら数年間はパピートラックに乗せて貰い、そこで育児と自身のリスキリングをしつつ、またバリバリ働きたくなった時にはファストトラックに戻るも良し。もしくは出世は目指さずとも専門性を高めてベテランプレイヤーを目指すも良し。

だだ、現状はパピートラック(マミートラック)の枠が需要よりも少なく、キチンと自ら「パピートラック乗せてください!」と声を上げないといけない状況です。

ここが1つ大きなハードルですね。

人間誰しも「現状維持」を選んでしまいがちですが、ここは父親として潔い決断と行動でビシッと決めてやりましょう!

そして、自分に合った育児と仕事を両立できる環境は探せば絶対に見つかるはずです。是非一緒に育パパ頑張りましょう!

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